先日初めてブックカフェに行ってきました。池袋の梟書茶房というコーヒーと本が楽しめるところに行ってきたのですが、贅沢な時間を過ごせました。
カフェで過ごした内容は、お出かけの記録をまとめているブログで読んでみてください。
梟書茶房にはカフェを利用していない人でも本が買えるスペースがあります。ふくろう文庫と呼ばれているその販売方法は表紙にカバーをかけ、本の中身を確認できないようにして、紹介文だけが購入者が確認できる情報になっているものです。
まるで映画に出てきそうな素敵な本棚には、ぎっしりとたくさんの本が詰まっています。写真集やエッセイ、小説、自叙伝色々ありそうでした。
わたしが購入した一冊
昔、本屋さんでバイトをしていたくらい、本に囲まれた空間が好きです。小さい頃もよく図書館に通っていました。ワクワクしながら色々紹介文を読みながら、一冊選んで購入してみました。
わたしが選んだのはNO.0170です。紹介文はこんな感じ。
よーし、ボーナスも入ったことだし、贅沢するぞーというあなた。クレジットカードを切る前に、この本を読んでみて下さい。ズラリと揃った最高級の贅沢をしたらきっと、心から満ち足りて、楽しくて仕方ないだろうなとゾクゾク胸躍るのですが、どうも、ちょっと……空しい。
本当の贅沢って、いったい何なのでしょうね。
この紹介文の日本語がまず素敵で気に入りました。モノをつい買ってしまっていた最近、お財布の紐を締めたいなと思っていました。わたしにとっての本当の贅沢って何だろう、それってモノを買う事なの?そんな風に思っていたところだったので、今の自分にぴったりかもと思い、購入してみました
買った本は食わず嫌いのジャンルでした
こんな風にシークレットになった本が最近流行っていますが、わたしが購入してみたのは初めてでした。
ドキドキしながら、カバーをそっと外して中を確認してみると、持っている本!…ではありませんでした。
今まで食わず嫌いで読んでみたことのない本でした。きっと表紙が見えていたら買わなかっただろうなあという本です。ただ、食わず嫌いなだけで食べたこともないジャンルなので、これをきっかけにして試してみようと素直な気持ちで購入して良かったなと思っています。
今度温泉旅行に行く予定があるので、そこに持って行ってまったり読もうと思います。コーヒーと読書が合うように、旅行と読書ってなんだかぴったり合う。それこそ贅沢な時間ですよね。
自分じゃ買わない本と出会える
いろんな先入観を持って、普段本を買っているんだなということに今回気づけました。自分が知らず知らずの間に読みたい、読もうと思う本って絞られているのだと、今までは思いもしませんでした。
なかなかいつも読んでいるジャンルと違う本を読むことってないように思うので、またふくろう文庫を利用して本を購入してみようかなと思います。
No.0170がどんな本だったのか、それは買った人の秘密に残しておこうと思います。